看護ユニフォーム革命その白衣に疑問を持て価格×衛生×顧客視点から「リース白衣を卒業」する理由とは
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思い出の原宿ストーリー (2)

メディカルな女たち

竹下通りのメロディーハウス

竹下通りを歩いていたら、建物の取り壊しをやっていた。もはや建物はなく、サラ地に作業車が置かれている。原宿界隅でこういう現場は別に珍しくはないけれど、背景に東郷神社の森が見えるその位置を確かめて、ハッと思った。ここは、昔ながらの歯医者があった場所ではないだろうか。
が、あたりをもう一度往ったり来たりしてみたら、ファッション店の狭間にひっそりと歯医者の建物は健在で、ホッと胸をなでおろした。

僕が初めて原宿に来たのは、小学5年生の頃。前回ちょろっと書いたと思うが、中学受験の進学教室の会場が東郷神社隣りの社会事業大学で、日曜日に原宿へ通うようになったのだ。当時(昭和42、43年)の竹下通りはまだ民家がぽつぽつと残っていて、その歯医者も見たおぼえがある。

それから、もう少し後の時代になるけれど、歯医者より何軒か明治通りの方へ行ったところに「メロディーハウス」というレコード屋があった。輸入盤専門のシャレた店で、とくに大学生の頃は深夜ラジオで情報を仕入れたアメリカのオールディーズポップスのレアなアルバムを物色したものだった。

ところでこの店、70年代の中頃にやっていた岡崎友紀主演の「ママはライバル」ってコメディードラマで、確か舞台(彼女の家)に使われていたのだ。若いママ役の純アリスって女優、けっこう好きだったんだけど、どうしただろうか・・・。